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京大生向けの仕事選びの軸、ESの書き方コツ

こんにちは、H.R.です

今回は就活を終活し、2022年夏から2023年冬にかけて複数日インターンシップに13回も参加した経験を持つ私が京大生に向けて仕事を選ぶ時の軸やESの書き方のコツについてここでまとめていこうと思います。

H.R.の経歴

2022年6月ごろから就活を開始。外資系投資銀行、戦略コンサル、ITコンサル、メーカー、シンクタンク、資産運用業界、スタートアップなどの数々のインターンシップを対面の複数日で経験。金融業界志望で2024年4月から金融機関で当初から志望していた資産運用業務に携わる仕事をします。

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どうやって自分のやりたい仕事を見つけるか、そもそもどうやって軸を決めるのか

将来する仕事を学生の今の時点で選ぶというのは非常に大きな決断です。社会人として働いた場合、定時出社・退勤するとしても一日8時間労働+法定休憩時間(お昼休み)一時間の合計9時間をオフィスや在宅勤務であればサテライトオフィスもしくは自宅で過ごすことになります。人間が起床してから寝るまでのおよそ16時間のうち、9時間も労働に費やすとなると社会人生活の半分以上を仕事に費やすことになり、自分にあった仕事を今この時点で選べるかどうかはかなり大きな人生の転換点となります。

そこで仕事選びを始める前に大事な考え方がいくつかあります

第一にその仕事を続けられるかどうかです。一日の大半を仕事に費やす以上仕事を続けられなければ意味がありません。なぜなら仕事を続けられなければ収入が入らず生活がしんどくなりますし、仕事が続けられないほど仕事内容が面白くなかったり、職場の人間関係が悪い場合ストレスがたまり、嫌な思いをしたまま毎日生活することになります。

第二に自分の趣味がその仕事と結びついているからといってその仕事が自分にあっていると考えるのは危険だということです。自分の好きなことを仕事にするという考え方もありますが、僕はそれに反対です。自分の好きな趣味や活動を仕事にして楽しければいいんですが、限度というものが何事にもあると僕は考えています。趣味も一日九時間、大企業の年間平均労働日数である220日ぐらい、毎日続けると飽きますよね。飽きてしまえばその仕事をしていても楽しくない、やる気がおきない、結果として仕事を続けられなくなります。

第三に仕事は面白くないと考えることです。これは人によります。仕事でこういうことを実現したい、バリバリ仕事をしたいと考える人には全く関係ない視点ですが、京大生の大半はコンサルや外資系投資銀行に行く人達と違って全くガツガツしておらず、とりあえず仕事があればいいやと考えている人が多いので、強調しておきます。仕事に過度な期待をしないでください。HPや人事面接、インターンシップ、OB・OG訪問で得られる情報には限度がありますし、それらは仕事の全てを表しているわけではありません。少ない情報で判断することは非常に危険性が高いです。必ずしも自分のやりたいことができる訳ではありませんので、仕事は面白くない、少なくとも面白くなくなる時期が社会人生活中に必ず複数回はあると覚悟しておきましょう。(そもそも私は仕事なんてせずに悠々自適に農家生活をするか、一生遊んで暮らしたいです。)

それでは以下志望軸の作り方です。

志望軸の作り方

手順をまとめておきました

  1. 将来自分が仕事で・私生活でどんなことをしたいかを考える
  2. 将来実現したい自分になるために今必要なことは何かを考える
  3. 今しなければならない必要なことはどの企業で成し遂げられるかを考える
  4. 該当する企業群を見つければ、最短で今しなければならない必要なことをできる企業を探す
  5. 4を通じて複数個の企業が当てはまった場合、私生活中心に企業選びをする(福利厚生やオフィスの立地条件、生活環境、職場の雰囲気など)

以上の手順は他のサイトでよく言われている志望軸の作り方は異なります。志望軸なんて人それぞれなんで助けることはできません。志望軸は自分で見つけて下さい。以上に挙げた手順は志望軸を見つけるための方法論であり、1~5の過程を経る中で自分だけの特別な志望軸が見つかるはずです。京大生のような超高学歴の学生であれば、方法さえ与えられれば自分で志望軸は見つけられるはずですし、MARCH以上の巷で高学歴だと言われる人達もこの手順を真面目に追っていけば志望軸が見つかるはずです。

将来自分が仕事で・私生活でどんなことをしたいかを考える

将来仕事で何をしたいか、私生活で何をしたいかを考えて下さい。ここでは、将来どうしたいかという大きな目標をまず始めに設定する方法をとります。(この方法論は京大の授業、幾度となく経験したコンサルティング企業のインターンシップで学びました)どのような人生にしたいかはひとそれぞれです。自分のやりたいことを叶えられるかどうかも自分次第です。しかし、一度きりの人生です、自分のやりたいこと、かねてから実現したいと思っていたことは徹底的に追求するべきではないでしょうか?せっかく高学歴の称号を手に入れて、大企業での世間一般よりも高い給料が保障されているのです。私たち京大生及び高学歴大学在籍学生は将来での高収入がある程度保障されていて、これは特権です。この特権を保持するものであれば、それを最大限に活用して自分がやりたいと思っていることを実現させると思うのではないでしょうか?(少なくとも私はそうです)

そのため、まずは人生目標を設定しましょう。これは人によりけりです。何でもいいです。例えば安定した生活を送りたい、家庭を持ちたい、仕事を熱心に続けたい、遊びたいでも何でもいいです。最も大事なのは自分が将来何を実現させたいのかを今のうちにはっきりさせておくことです。

おそらく京大生の大半が将来何をしたいのかは特に決めていない、決まっていないという人達だと思います。いえいえ、それでも何かやりたいことはあるはずです。

例えば私の例でいうと、スキー、スカイダイビング、スキューバダイビング、サーフィン、バンジージャンプ、海外旅行など将来やりたいことは多岐にわたり、少なくとも年に一回は全てこなそうと考えています。(ガチです)これが将来私が何をしたいかであり、このようなしょうもないことでもいいんです。例えば毎日おいしいものを食べたいとかでもいいんです。

将来実現したい自分になるために今必要なことは何かを考える

さて、将来仕事で実現したいこと、私生活でやりたいことを決めることができれば後は目標からの逆算です。そのやりたいことを実現させるためには何が必要でしょうか?例えば将来仕事で実現したいことが海外駐在であるとします。海外駐在をするためには今何をしなければならないのでしょうか?おそらく海外駐在の可能性がある企業など(商社やメーカー、海外就職)に就職することが必要となるでしょう。また例えば毎日おいしいものを食べたいというのが将来私生活でやりたいことであった場合、毎日おいしいものを食べるためには今何が必要でしょうか?おいしいものを毎日食べるための財力、時間、おいしさを味わうための精神的余裕が必要となってくるのではないでしょうか?おそらくある程度の高収入が期待できる企業でかつ残業時間が少ない企業を選ぶ必要が出てくるはずです。

私の例でいうとスキー、スカイダイビング、スキューバダイビング、サーフィン、バンジージャンプ、海外旅行など将来毎年のように行いたい、不労所得を得て楽して金を稼ぎたいと考えているので、それらを達成するためには不労所得を得られる方法を知り、手に入れること、そしてスキーなどをするための柔軟な働き方が可能な企業を見つける必要がありました。

今しなければならない必要なことはどの企業で成し遂げられるかを考える

今しなければならないことを見出すことができれば、どの企業にいけば達成出来るかを調べましょう。ワンキャリアでの説明会に参加する、外資就活ドットコムで調べる、企業のHPを参照する、インターンシップに参加する、その業界の書籍を漁るなどすれば企業は見つかります。

例えば私の例でいうとスキー、スカイダイビング、スキューバダイビング、サーフィン、バンジージャンプ、海外旅行など将来毎年のように行いたい、不労所得を得て楽して金を稼ぎたいと考えているので、それらを達成するためには不労所得を得られる方法を知り、手に入れること、そしてスキーなどをするための柔軟な働き方が可能な企業を見つける必要がありました。

不労所得を得る方法(金を稼ぐ方法)は主に四つあります。(外資系投資銀行の一つであるBank of Americaの方がWeb説明会でおっしゃってました)

その四つとは

  • 不動産王になること
  • 投資で一旗あげること
  • 石油王になること
  • IPO長者になること

です

この中で今の自分で最も手を伸ばしやすいと思ったのが投資です。なので私は投資に関われる業界に目を向け、証券会社の投資に関わる部門、資産運用会社などの企業があることを知りました。

該当する企業群を見つければ、最短で今しなければならない必要なことをできる企業を探す

企業や業界に当たりをつけることができればあとはより深く調べるのみです。おそらくこの段階で面接で「当社の志望動機を教えて下さい」という質問に対する偽の、自分の本心とは少し異なる答えを形成することができるはずです。

ここで必要なのは企業間の比較です。企業間の比較を徹底的に行うことで志望動機に深みがでます。そのため見ている全ての企業の説明会に参加し、メモを取り、比較検討できる準備をしておくことが大事で、最も手っ取り早い方法はインターンシップに参加することです。内部の情報をかなり獲得することができます。また個人的な経験ですが、自分の思いを乗せて志望動機を語るよりかは他社との比較で御社が一番なんですといった方が面接官の納得感も見た感じ変わります。

例えば私は投資の業界に興味があったので外資系投資銀行や普通の銀行、資産運用業界、ついでにシンクタンクに目を向けインターンシップにも参加しました。全て調べ上げ、面接の際は他社との比較でここが一番自分のやりたいことを実現できるため御社が第一志望です、と言える理由を作成しました。

複数個の企業が当てはまった場合、私生活中心に企業選びをする(福利厚生やオフィスの立地条件、生活環境、職場の雰囲気など)

あとは福利厚生、オフィス立地などで選びましょう。決して面接官の雰囲気が良かったで選ばないようにしましょう。あれは営業なのでいい顔をしているのは当たり前です。転職サイトを見ておきましょう。

終わりに

わからなければ人に聞けばいいんです。答えが見つかります。就活頑張って下さい。

  • この記事を書いた人

H.R.

京都大学に通っている現役の大学生です. 学生・英語学習者に有益な情報をアップしていきます. 経済学部で留学希望.(留学先は決定済み) 帰国子女や留学経験者に賞賛されるほどの英語力持ってます.

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