英検

英語がペラペラになるまでにかかる時間はどれくらい?

2020年10月9日

こんにちは、H.R.です

今回は日本にいながら英語を話せるようになるまで実際にどれくらいの時間がかかるのかを経験談を元に紹介していきます。

どれくらいの時間を目安に英語力を上げていけばいいのかについて悩んでいる人、自分は人と比べて進捗はどうなのかが気になる人、ただ純粋に英語をどれくらい勉強すれば話せるようになるのかを知りたい人におすすめです。

0~250時間

250時間の英語の学習時間に到達するには一週間の内平日で月曜日から金曜日毎日1時間ほど勉強することが必要です。一年間この習慣を繰り返すと、(僕は当時中学生)

毎日1時間×5(平日の月~金の五日間)×四週間(一ヶ月)×12ヶ月(一年分)=240時間

そしてサボってしまったり、いつもより多く勉強したり、という誤差を考えて約250時間英語を勉強することになります。

では平日一日1時間英語の学習を一年続けるとどれくらいの英語力が身につくかというと...

英語は話せるようにはなりません。

半年間留学したら日常会話は話せるようになったと留学経験者は語りますが、そんなことはありません。そのように話せるようになったといっている人は元々英語を勉強していて、ある程度の基礎があった人か、もしくは自分が話せると勘違いしている人たちです。人間は自分が経験したことを少し誇張して話してしまうので、そのような話は信じない方がいいです。話せるようになったというよりは、少しの受け答えとちょっとした会話ができるようになったぐらいでしょう。

これでは話せるようになったとはいえません。僕が言う「話せる」というのは、ネイティブレベルのことを言います。ネイティブレベルは僕たちの日本語と同じスピード、同じ語彙力、同じ会話のテンポで会話ができるということを指します。

半年間留学して話せるようになったと言う人は日本の5歳児レベルでしょう。これでは求めるレベルに到達できません。

ちなみに僕はというと、自分では250時間の英語学習を終えた頃には少しは英語で話すことができましたが、人間自分が経験したことを誇張して話してしまうので客観的に見ればこれはおそらく英語を話せるようになっていなかったのでしょう。

250時間の英語学習では...

英語を話せるようにならない

 

250時間~800時間

高校生になって英語の授業を三年間受け続けると高校卒業までに800時間ほど英語の勉強をしたことになります。

さて、ここでどれくらい話せるようになるかというと...

ある程度会話は出来るようになります。(人間が経験したことを誇張して話してしまうのを踏まえてある程度と表現しています)

しかし、ここで大事なのは250~800時間の間に自分で英語を話そうと努力したことです。多くの人はここで一切話さずに英語を勉強すると思いますが、英語は所詮言語なので話さないと意味がありません。僕はとりあえず話そうと頑張って高校生活を過ごしていました。といっても話そうと努力するようになったのは高校二年の冬からでそれは受験が始まる頃だったため、それほど時間がとれず(一週間に30分ぐらい)、英語学習に効果はなかったような気がします。

さて、ここで気になるのはある程度とはどれくらいなのか、ですが、これはアメリカの英語ネイティブと言いたいことを言い合えるレベルです。(高校三年生の頃アメリカから僕の高校に留学生が来ました。)しかし、相手(アメリカ側)が話す言葉を選んでくれていたので、レベルの高い会話とはいえません。

一つだけ言えるのは、自分の言いたいことは少なくとも言えるようになるということです。

800時間の英語学習で

ネイティブと言いたいことだけを話し合うことは出来るようになる

800~1400時間

僕は高校卒業後一日四時間の英語学習を5カ月弱続けたのでそれまでの合計の学習時間はおよそ1400時間に上ります。

さて、1400時間勉強するとどれくらいできるようになるかというと、

英語ネイティブ四歳児ぐらいの英語力は身につきます。(人間は経験したことを少し誇張して話してしまうのを考慮してこうやって表現しています)

5歳児の英語レベルは相手と自分で意思疎通がなんとかできるレベルです。日本の四歳児との会話を思い浮かべてみてください。想像してもらったとおり、大体簡単なことしか会話にできません。

でも、一般人から見ると「こいつ、英語話せるのか!」と思われるぐらいになります。

ネイティブが何を言っているのかは95%聞き取ることができ(日常会話)、相手に自分の気持ちを伝えることが出来ます。

1400時間の英語学習(自分で話そうとする努力込み)で

五歳児の会話レベルの英語力を手に入れることができる

1400時間以上

ここからは今の僕の英語レベルの話になりますが、英語ネイティブと話していると「とてもうまいね」と褒められるぐらいの英語力、TOEFL100を獲得する英語力を手に入れることが出来ます。英語で会話していても特に問題無くどんな話題でも話せるぐらいです。

1400時間以上の英語学習だと...

個人の努力により帰国子女レベルに到達できる

最後に

これは一番大事なことですが、英語学習で効果を出す上で一番大切なことは会話を実際に英語でやってみるということです。

これをしなければ絶対に英語は出来るようになりません。

たとえ2000時間勉強しても英語を実際に話さなければ、英会話力は伸びません。もし僕が最初の250時間に英語で会話する練習をしていればおそらくもっと早く英語を話せるようになっていたでしょう。

英語を話せている人の全てが通る道なので、話すことをためらわずに怖がらずに堂々と話していきましょう。

べつに間違っていても問題ありません。

がんばりましょう!

  • この記事を書いた人

H.R.

京都大学に通っている現役の大学生です. 学生・英語学習者に有益な情報をアップしていきます. 経済学部で留学希望.(留学先は決定済み) 帰国子女や留学経験者に賞賛されるほどの英語力持ってます.

-英検
-

© 2024 A Day in My Life in Kyoto Powered by AFFINGER5