浪人(大学)

宅浪している諸君!バイトをやれ!

2021年6月2日

どうもこんにちは、H.R.です

今回は大学受験に残念ながら失敗してしまい、予備校に行かず宅浪を決意した学生に向けてバイトをするべきか、しないべきかについて解説していきます。

僕自身、現役生の時に受験に落ちてもう一年浪人として過ごすこととなり、そこで僕は宅浪でかつ一年間を通してバイトをするという生活を送っていました。この経験を元にバイトの是非について語っていきます。

宅浪してバイトすることは悪いことではありません。

結論から先に述べておきます。

結論

宅浪するならバイトをしておけ(っていうかしないと危ない)

バイトをしてはいけないと言われる理由

学校の先生や親、もしくは友達に「宅浪する」と言ってかつ「バイトもするよ」と言うと、大概の人が「マジで!?大丈夫!?」と心配してくれます。少なくとも気にかけてくれているところはありがたいですね。

世の中の一般常識的にどうやら浪人生はしっかり勉強しろ、勉強以外になにかやってると落ちる可能性が高くなるんだから、勉強だけやった方がいいだろうという考えが広まっているような気がします。

確かにこの勉強だけをしなければならないという考えはあながち間違っていないように思えます。なぜなら今までそう思われてきていて、誰も疑問を持たないからです。

バイトをするとその分時間が取られて本業である勉強に費やす時間が少なるのではないか、危ないのでは?と不安がはびこっているので、多くの人はそのような社会通念に囚われているのでしょう。

しかし、実際に宅浪をした僕から言わせてみればバイトをしていたおかげで勉強しかやることのない不毛で全く面白くない一年が少し楽しいものになりました。

バイトの持つメリット

バイトの正の側面として挙げられるのは気分がリフレッシュできるということです。

一年間家で宅浪として勉強しているとだんだんモチベーションが下がってきます。ずっと同じ事を毎日、曜日の区別もなく続けているんです、そうなるのは当たり前です。

僕も実際そうでした。四月に入って「よし、とりあえず一日6時間(高校三年生が学校で勉強しているのと同等の時間)ぐらい勉強しておけば何とかなるだろう」と目標を設定して頑張ろうと決意しました。しかし、その決意は長くは続きませんでした。

個人差はありますが、一・二ヶ月で多くの人が挫折すると思います。僕は4月の最初の方は6時間ぐらい勉強していましたが、五月ぐらいで一日の勉強時間が4時間になりました。6時間にはほど遠いですね。このままいけばだんだん勉強総時間は減少していき、いつしか0になることが予想できます。

しかし、バイトをしていると鬱憤とした気分が少し晴れ、勉強に身が入るようになりました

バイトをすることにより普段していること(勉強)とは違うことをすることが出来ます。人間はおなじことに集中力を割き続けることが出来ないので、色んな事(バイトと勉強、運動など)を混ぜてやってみると案外事がうまく運びます。

学校の授業で授業の間に10分ほどの休憩があるのはそのためです。ずっと授業を受け続ける(授業内容に集中し続ける)ことは不可能ですが、間に休憩を取り入れて脳を休ませたり、他のことを途中で取り入れることにより、その後の授業に集中できる可能性が高まります。(集中できるとは言いませんが...。あくまでも可能性が上がるだけです)

違うことに集中することにより勉強に割くことができる集中力が保たれ、勉強し続けることが出来ます。

またバイトは勉強をしないといけないのでは?と不安をかき立ててくれます

不安は勉強を続けていく上で大きな力になります。不安になるから、怖いから、第一志望に落ちたくないから、勉強をするやる気がでると言っても過言ではありません。

実際に僕がバイトをしていた時、「このままバイトして大丈夫かな?勉強はうまく進むだろうか」と不安になったことがありました。そんなときは必ず家に帰って勉強していましたね。バイトで不安になったらキチンと勉強しておくことで不安が解消されます。(”軽減される”の方が正しいかも)

また一年間に必要なお金を工面することが出来ます。一年間に宅浪が少なくとも必要な金額は16万円~となっています。これはバイトをしていればキチンと自分で払える金額です。

宅浪で一年間どれくらい金がかかるのか

 

これらの理由からバイトは宅浪の勉強に良い影響を与えてくれるのです。

バイトは気分を変えてくれる良い清涼剤。

バイトの持つデメリット

バイトの持つデメリットとしてあげられるのは時間配分を誤ると、バイトに時間が取られて勉強がおろそかになってしまうということです。

バイトのしすぎで勉強が出来なくなってしまった、バイトで疲れて勉強に身が入らない、となってしまったら本末転倒です。

しかし、このようなリスクを持つのがバイトです。

浪人して初めてバイトをするようになって、初めて自分でおかねを稼ぐことが出来た→うれしい→もっと稼ぎたい→もっとバイトする→....→無限ループ...

上記のように負の無限ループに陥らないように気をつけましょう。

バイトをする最適な頻度、労働時間

バイトをするのは僕の経験上、一日最高4時間、週2・3日がちょうど良いと思います。

浪人で宅浪をしていた時、僕は6月までで3つのバイトをこなしていた時がありました。

そのため一週間すべて(ゴールデンウィークの祝日すべて)バイトで潰れたり、土日がバイトで全日潰れたこともありました。

このような経験をした僕だからこそ分かります。土日にバイトをすべきではないですし、一週間すべてバイト、といったように短期集中型のバイトをすべきではありません。

あくまでもバイトをする目的は少しのお金を稼ぐことと気分転換をすることにあります。

短期集中型のバイトは気分転換をするという効果が長くは続きません。集中型バイトで気分転換をしようとすると何度もバイトをしなければならず、勉強の時間がとれなくなり、元の木阿弥です。そのため少しずつ短時間のバイトを長期間つづけることをおすすめします。

おすすめのバイト

今や僕は大学生です。そのため浪人のときよりも多くのバイト(大体6個ぐらい)を経験しました。そんな僕がおすすめする、宅浪生におすすめの短時間・長期間のバイト、一日最高4時間、週2・3日のバイトは

コンビニバイトです。

コンビニバイトは早朝、朝、夕方、深夜と4つほどの時間帯がありますが、宅浪生におすすめな時間帯は早朝です。

早朝勤務は自分の生活リズムを正し、勉強を続けられる良い生活習慣を形成する手助けになります。やっておいて損はありません。

どのコンビニも早朝は3~4時間の労働という条件でアルバイトを募集しています。行かない訳がありません。

コンビニによっては廃棄といって賞味期限を過ぎた食品をタダでもらえる店舗もあります。もし廃棄をもらえたらうれしいですよね。タダでおいしいご飯が食べられます。

また、早朝勤務は他の時間帯と比べて時給も割高となっており、店舗に流入するお客さんの数も他の時間帯に比べて少なく、比較的楽な時間帯です。

是非、コンビニバイトをするなら早朝勤務にしておきましょう。

最後に

宅浪でバイトをするかしないかを決めるのは自分自身です。

自分の置かれた状況(成績状況、自分の性向、気持ち)などを踏まえた上でバイトをするかしないかを決めましょう。

人によって第一志望の大学に合格するための戦略は異なります。バイトをする人もいれば、しない人もいます。

しっかり自分と向き合って本当に自分にとってバイトをする必要があるのか、バイトをしたほうが自分の利益になるのか、キチンと考えてから行動に移しましょう。

宅浪でバイトをしている人は僕だけではありません。僕の大学の友達で僕と同じ宅浪でバイトをしながら主席合格したやつもいます。

自分に問うてみましょう!

頑張れ!宅浪生!

一年宅浪して京大に合格した僕の成功一日スケジュール公開!!

 

  • この記事を書いた人

H.R.

京都大学に通っている現役の大学生です. 学生・英語学習者に有益な情報をアップしていきます. 経済学部で留学希望.(留学先は決定済み) 帰国子女や留学経験者に賞賛されるほどの英語力持ってます.

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