留学日誌

海外留学前のワクチン接種事情

2021年6月14日

こんにちは、H.R.です

今回は留学に行く前に必要なワクチン接種についてまとめていきます。主に僕が困ったこと、先に知っておいた方がよかったと今思うことを書いていきます。

自己紹介

京都大学に通っている大学生です。2021年の夏から一年間アメリカの私立大学に交換留学に行く予定です。(コロナで行けるかどうかよく分かりません)

本当は2020年の夏に出発する予定でしたが一年延期しました。今年もまた延期することになるのではないかと不安になっていますが、京都大学から留学許可が出た場合に備えて今とりあえず準備中です。

P.S. 2021年12月28日現在アメリカに無事留学中です

アメリカ留学するには色々準備しなければいけません。TOEFLの点数だったり、なぜ留学に行きたいかをまとめた文章を大学に提出しないといけなかったり、奨学金を申し込んでおいたり、とやることはたくさんあります。

京都大学 海外留学奨学金 まとめ

そこで今回はアメリカ準備編ワクチン接種についてです。

アメリカに行く前にワクチンを接種しなければならないことは知っていましたが、まさかあんなに受けないといけないだなんて.....

以下渡航前に接種しなければならないワクチンを紹介していきます!

Measles, Mumps, Rubella, Varicella(麻疹、おたふくかぜ、風疹、水痘)

アメリカの大学に行く前に受けなければならない代表格的なワクチンが麻疹、おたふくかぜ、風疹、水痘の4種類です。麻疹は’はしか’のこと、風疹は’三日はしか’、水痘は’水疱瘡’ってやつですね。

大学から必須ワクチン接種一覧表を見てこんなに多いのかと驚きました。これら4つのワクチンは日本に住んでいれば、小さい頃に接種することになっているので特に問題はありません

僕は水痘のワクチンだけは接種していませんでした。ワクチンを受ける前に水痘にかかってしまったからですね。こういう時は血液検査により血液中に水痘に対する抗原が存在するかどうかを検査し、証明書を提出しなければならないそうです。

接種済みのワクチンは接種した病院で証明書を受け取って提出するそうです。

Tetanus, Diphtheria, Pertussis (破傷風、ジフテリア、百日咳)

これも受けなければならないワクチンであり、かつ日本人であれば小さい頃に受けることになっているので全く心配しなくてもよいワクチンです。

正直破傷風、ジフテリア、百日咳と言われてもどんな病気のことなのかさっぱり分かりません。検索してみないと...

僕は小さい頃に三種混合のワクチンを数回接種していたので、証明書を提出するだけでよさそうです。

Hepatitis B (B型肝炎)

このB型肝炎っていう病気、テレビCMでよく「集団接種でB型肝炎にかかった人は国から給付金が支給されます」ってやってるやつですね。

正直どんな病気なのかよく分かりませんが、おそらく肝臓に疾患が発生する病気だと思われます。

さて、僕はこのB型肝炎で最も悩まされています。

このB型肝炎は2016年から定期接種(小さい頃に打たなければならないワクチンの一種になったということ)が行われるようになりました。2021年現在大学生の僕は受けたことがないワクチンだということになります。

なんだ、受けてないんだったら受けたら良いじゃん、と思ったそこのあなた。甘く見てはいけません。

色々調べると日本で接種した場合、どうやら4~6ヶ月かかるそうです。アメリカ出発まであと2ヶ月しかないのにどうやって接種完了すればいいのか...

これはもうMisson impossible(不可能なミッション)ですね。

このB型肝炎ワクチンは合計三回接種することになっており、1回目と2回目のあいだはおよそ4週間空けて、3回目は1回目から6ヶ月経った後に接種して、ようやく接種完了します。

現実的にも、冷静に考えてみても無理です。小さい頃に接種しておけばよかったと思います。

調べてみると、もし時期的に間に合わないのであれば最初の2回は日本で接種し、残りの三回目はアメリカで接種するという手があるそうです。しかし、この方法で通用するかどうかは疑問の余地があるので、まずは担当者の方に連絡して質問してみるのが一番です。僕も実際に質問しました。(返信は返ってきていません。)

結局留学先の担当者の方から連絡が来て、アメリカに来てから接種してもよいというお達しが来ました。もしこれが日本の大学であれば来る前に接種しろといわれると思いますが、さすがアメリカ。ここらへんは緩いですね。

Meningitis ACYW (髄膜炎)

このワクチンも受けないといけません。もちろんこのワクチンは小さい頃に受けないといけない義務化されているワクチンではなかったので、僕はワクチンを接種していません。おそらく抗体も持っていないでしょう。

ワクチン受けに行って来ます。このワクチンは憎きB型肝炎と違って一回接種で完了するので気持ちはかなり楽ですね。

Covid-19 (コロナウイルス)

2021年現在コロナウイルスのワクチンを接種しなければアメリカの大学で勉強することはできません。そういう規則が作成されて全米の教育機関でワクチン接種が義務化されているらしいです。

この義務化によりワクチン接種率が一段と速度を上げていくものと思われます。

さて日本では高齢者接種が5月頃から始まりましたが、2021年6月現在高齢者接種は順調に進んでいるものの海外留学予定者等には行き渡っていません。(というか若者には行き渡っていませんし、留学が許可されるのかも懐疑的です。)

そのため、もしかしたらアメリカで接種することになるかもしれませんし、そもそもアメリカに行けないかもしれません。

慶應大学や大東文化大学(略して東大)は海外留学予定者に対してワクチン接種をすれば渡航を許可するといった特別措置を発出しました。関東圏の大学はこのような動きを見せ始めており、おそらく関東にある大学に通う学生は留学に行けるのではないでしょうか。京都大学もそのようになれば良いのですが、頭が硬そうなので無理かもしれません。しかし希望は失いたくないので、日々祈ってます。

文部科学省も海外留学(進学?の方が正しいかもしれない)予定者に優先的にワクチン接種を進めるという方針を打ち出したので、さっさと僕が今年アメリカに留学出来るようにしてほしいものです。

P.S. 2021/12/28現在アメリカに留学中ですが、アメリカに到着して次の日にファイザーのワクチンを接種しました。またその3週間後二回目を接種完了し、次の日は38°ぐらいの熱が出て気分が悪かったものの授業に出席していました。笑

  • この記事を書いた人

H.R.

京都大学に通っている現役の大学生です. 学生・英語学習者に有益な情報をアップしていきます. 経済学部で留学希望.(留学先は決定済み) 帰国子女や留学経験者に賞賛されるほどの英語力持ってます.

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