こんにちは、H.R.です
今回は京都大学で生き延びるための授業・テストについての知識を発信していこうと思います。
授業スタイル
京大の授業スタイルは主に二種類あります。講義型(講師が一方的に話すだけ)か授業参加型(生徒と講師の間に意見が飛び交う)かです。専門科目はほとんどが講義型で授業参加型の授業はほとんどありません。全学共通科目のうちE2クラスは授業参加型で、それ以外は大概講義型です。
好きなものを選んでください。授業中に他のことがしたかったら講義型の授業を多く取り、E2クラスで英語力を伸ばし,かつ留学生の友達を作りたかったら授業参加型の授業を受講しましょう。
授業での課題
授業での課題は高校とは違い、ほとんどありません。専門科目では全くといっても良いほど、授業後の課題は姿を現しません。(たまに毎週小レポートが課されるクラスもあります)全学共通科目でも課題はほとんど出ませんね。E2クラスでは課題は出やすいです。っていうか毎週大体出してきます。
テスト形式
日本の大学は海外の大学と異なり、テスト一発ということが多いですね。シラバスを参照してもらえば成績に占めるテストの点数の割合が90%みたいなクラスや100%というクラスもあります。
しかしそんな中にもレポートで最終テストを実施する形式の授業もあります。E2クラスなどは全て最終レポート提出で成績が決まります。
テスト勉強ってどんな感じ?
ノートがない人は友達にノートを貸してもらってコピー機を使ってコピーすることが多いので、テスト期間になるとコピー機周辺が混み合います。これを避けるためにも自分でノートを取るか、それとも家にコピー機を設置するかしましょう。
テスト勉強は受験勉強よりもしんどいです。
受験勉強以上に勉強することはもうないだろうと思っている一回生の方々は要注意です。テスト一発で成績が決まる授業のテスト勉強では、受験と同じ分量を一週間でこなさないといけません。密度が違います。
受験勉強は一年ありますが、それを一週間に凝縮した感じなのが京都大学の定期テストです。あんなの一週間でできる量じゃありません。
授業の平均受講数は?
一回生の平均授業履修数は大体15科目~18科目ぐらいです。中には一回生の前期で20科目履修して単位を全て取り切る猛者もいます。
どの授業を履修するか決めるには最終テストがレポート試験か、テスト一発かということで決めるべきだと僕は上回生に教えられました。
その通りだと思います。
自分がどちらのパターンが好きかどうか、見極めてから判断して授業を履修しましょう。
履修登録で気をつけること
履修登録の際に気をつけることはしっかり最後までやりきることですね。履修登録確認期間という期間が前期・後期の最初の月の後半に設けられていますのでそこで自分の履修登録を確定しないと授業を受けても単位をもらうことができません。
履修登録経験談
僕は一回生前期における最初の授業登録数は11でした。全学共通科目だけを取ろうとしていたのですが、知り合いに諭されて専門科目を追加し13科目履修することになりました。13科目と少ないですが、僕はそこで単位を落としました。
その単位を落とした授業には毎回参加し、授業を聞いていましたが暗い空間でスライドを見せられ、それが90分も続くと集中力を失い、睡魔に襲われます。それでも僕は眠らないように努力して授業を聞き続けました。しかし、何を言っているのかさっぱりわかりません。
結果、落単しました。笑笑
あのような授業はもう二度と取りません。
しかし、この授業はのちのち僕の人生での大きな挑戦を助けてくれる貴重な経験となりました。
この経験が示すように今学んでいることは巡り巡って思わぬ形で自らに利益をもたらすんですね!
最後に
授業はきちんと出席しましょう。何か良い学びが得られるはずです。