こんにちは、H.R.です
今回は京都大学の一回生が必ず受けないといけない、受けなかったら単位を落とすテスト、TOEFL IPTテストについて解説していきます。
TOEFL ibTの方が気になる方は下記を参照してください
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TOEFL ibT 対策 まとめ
こんにちは、H.R.です 今回はTOEFL ibTテストにおける心得、心構えを僕の経験談を交えながらお話ししていこうと思っています。 まず、TOEFL ibTテストはかなり難しいです。 これは大学に入 ...
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この記事を書いた人
- 英語力ゼロから一年で英語文法全課程修了(英検二級取得済み)
- TOEFL iPTで一発目で580取りました(京大生平均500らしいです)
- 京大生
TOEFL IPTテストとはTOEFL ibTテストの紙を使うタイプのテストのことです。(簡単に言うと、京大生にとっても難しいテストだということです)主に三つのセクションに分かれており、Listening, Reading, Grammar(文法)の三部構成です。京都大学の一回生の平均点は500~520あたりだと言われていますが、京大生は何も勉強しなくても500ぐらいはとれるらしいです(噂によると)満点は大体660点ぐらい?ちなみにマーク式。
Readingは学術的な話についての少し長めの英語を読むテストです。(学術的な文章というのは理科、社会の教科書を英語で読んでいるような感じがする文章のことです。)Listeningの題材はレベルの高い日常会話です。(レベルが高いというのはセンター試験であるリスニングよりもスピード、語彙ともに何倍にも難しくなったということです。)Grammarは私大の大学入試より難しくなったぐらいのものです。
目次
- Reading対策
- Listening対策
- 英語の音に慣れるには
- Grammar対策
- ちなみに
Reading対策
英語の読みを強化するにはまず本を読むことが一番です。本といってもただの本ではいけません、学術系の本を読みましょう。例えばどのようにして雲は形成されるのか、氷河期にどのようにして人類はアメリカ大陸に渡ったのかといったジャンルの本が挙げられます。Readingではそれほど難しい単語の意味については聞かれないので単語の暗記に重点を置いて勉強するのではなく、読むスピードを速めるため、語彙力を少しだけ伸ばす目的で学術系の本を読みましょう。(なんてったって問題量が多く、時間内に終わらない人が多いからです)英語を忘れかけているという人はまずは語彙を身につけることをおすすめします。
もし既に文章読解力、速読力は自分にはあるけど、単語だけがよく分からないという人はぜひ単語帳で勉強しつつも本を読むのを欠かさないようにしましょう。
京大生のみなさんは’やったね袋’を合格時にもらっているはずなのですが、その中にTOEFL iTPの対策参考書の案内も同封されているので、しっかり勉強したいという人はReadingの参考書を手に取って解いてみましょう。
ちなみにTOEFL iPTの参考書を買おうとしている人は一冊で十分です。京大の生協が販売するTOEFL iTP学習セットは量が多く、京大生の皆さんならあんなに参考書はいらないでしょう。過去問題集一冊だけで十分です。二冊でも三冊でもありません、一冊で十分です。十分賢いんですから。
Listening対策
センター英語がそれほど聞き取れなかった、英語の聞きにそれほど自信がないという方はまずは英語の音になれることから始めましょう。慣れなければTOEFL iTPでの速い日常会話は聞き取ることはできません。また、リスニングは知らない単語は聞いても分からないので新しい単語が出てくるたびに必ずメモし、何回も復習して暗記し、自分のものにしましょう。既に英語に慣れているという人もTOEFL iPTテストを初めて受けるのであれば、英語の音に(特に過去問の音)に慣れておいたほうがいいでしょう。
過去問一冊を買えばそれで十分です。生協が販売するTOEFL iPT勉強セットは量が多すぎます。
英語の音に慣れるには
さて、英語の音に慣れるには一体どんな教材を使ったらいいの?と疑問に思われる方も居るでしょう。これには主にやり方が2パターンあって、一つはTOEFL iTPの過去問や英語リスニング問題集を用いてリスニングになれる方法と、もう一つはYoutubeを用いるやり方です。一つ目の「過去問を用いて勉強する」はだれもが思いつきますが、そんなに時間が無いし、お金もかけたくないのであれば、Youtubeを使いましょう。Youtubeは動画を見るだけのプラットフォームではありません。リスニングに使えます。”English Coach”と調べてもらえれば題材は日常会話ではないけれども、英語耳を少し作るのに役立ちます。英語を売りにした海外Youtuberはたくさんいるので好きなYoutuberを選びましょう。
おすすめは一つ目の過去問、リスニング問題集を使うやり方です。このやり方はリスニング音声のスクリプト(答え)がしっかりと丁寧に解説されるので、どこが聞き取れなかったのかを明らかにすることができます。どこが聞き取れなかったのを重点的に復習すれば、めきめきとリスニング力が付くことは間違いなしです。フィードバックは大切です。
Youtubeにはもちろん字幕という便利な機能が存在しますが、まだ完全に頼れる存在ではありません。間違っていたり、足りなかったり、意味が分からなかったりするので、英語学習初心者の人には不向きでしょう。
京大生のみなさんはやったね袋に同封されている案内をみて過去問を手に入れる事ができます。
Grammar対策
これは京大入試で使った文法書を使う、持っていないのであれば本屋に買いに行く、Amazonで注文するしかありません。頑張って勉強しましょう。
ちなみに
僕はTOEFL ibT 100/120のスコアを持っていますが、僕の一回生の春の時点でTOEFL iTP 580点ぐらい、一回生の冬の時点でTOEFL iTP 620点ぐらいとれたので僕と同じくらいのスコアを持っている人はそれぐらいとれると思いますし、またTOEFL iTPで580-620ぐらい取った人はTOEFL ibTテストのReading, Listeningでかなりいい点を取れると考えて間違いありません。
僕が言うのもなんですが、何も勉強せずに580ぐらいとれるのは天才としか言いようがありません。
何が言いたいかと言うと、きちんと勉強しないと点が取れないテストだということです。
京大一回生は年二回受けることになっていますが、単位に影響を及ぼすのは二回目の冬にあるテストの方だけなので、それほど心配することはありません。しっかり勉強していれば、TOEFL iPTでいい点数を取れば取るほど一回生の時の後期の英語の授業の成績は上がります。
せっかくこのようなテストを受ける機会があるのであればしっかり勉強して、テストに費やした時間を無駄にしないように結果を出してしまいましょう!