つぶやき

日本の英語への愛着?執着?に対する文句

2020年9月2日

こんにちは、H.R.です

今回は日本の英語への愛着?執着?に対する文句ということで僕が日本で使われている英語に対して持つ文句についてまとめていこうと思いまーす

この記事はつぶやきというカテゴリーに属しているので読み飛ばしてもらってもかまいません

英語ってカッコイイ!!

はい、見出しにあるようにみなさん英語がしゃべれたらカッコイイと思いますよね?まあ、確かに言語的に日本語とはかけ離れている英語を話せている人がいたら無意識に「おお!」と思ってしまいます。

しかし、ここなんですよ。なぜ「英語がカッコイイのか」とは思いませんか?僕は英語がカッコイイと思われていることに文句があるんですね。

歴史を紐解いて考えてみると、17世紀ごろからの帝国主義政策によってイギリス、オランダ、フランスなどが海外(主にアジア)を初めに植民地政策を実施していき、自国の言語を広めていくわけです。このせいでインドやインドネシアなどで英語が公用語となる基礎が作られます。

そして未知の大陸であったアフリカ大陸の探検が始まると帝国主義政策の流れでヨーロッパ各国が自分の領土ではないのに、勝手な自己の都合でこれは自国の領土だと領有地争いを始めて行くわけです。このためアフリカでは英語、フランス語が公用語となっている国がほとんどです。

そして18世紀頃にアメリカ合衆国が建国され、アメリカも帝国主義政策の流れに乗って植民地政策を推し進めていきます。

このようにして英語圏の国々が当時強力な国力を有していたため英語が全世界に広まることとなったのです。東南アジアでは英語が公用語となっている国が多いことがその証拠です。

これは過去の出来事なので何も文句は言えません。

しかしこのような巨大な国力が背景になければ、英語が全世界に広まることはなかったと思います。

日本の英語文化の始まり

帝国主義政策が世界中で推し進められていく中で、日本は鎖国状態を守ってきました。しかし、お隣のてっきり世界最強だと思っていた中国がイギリスに負けてしまい、日本の鎖国政策に揺らぎが出てきます。

みなさんご存じの通り、日本は鎖国を取りやめ西洋文化を積極的に吸収していきました。多分こっから日本の西洋への憧れみたいな感情が根付いていったのだと思います。

そして第二次世界大戦で日本は敗北し、GHQが日本を占領すると、アメリカに統治されることになりますが、そこで戦争で生き残った日本国民はアメリカって強い、すごいという意識を鮮明に焼き付けることになったと思います。

そのため、アメリカ強い、すごい  アメリカの言語もすごい  英語はすごい、カッコイイみたいに思考が変遷していったのではないでしょうか。

 

正直このように英語がカッコイイと思われることがなければ、今私たちが日本の様々な広告や文章、情報媒体などでカタカナ語を見る機会は今と比べると少なかったと思います。

また、英語が世界に広まらなければ私たちが英語を勉強することもなかったはずです。おそらくどこかの国の言語として中国語、韓国語などの言語と同等に扱われていたのであろうと思います。

今こうやって学校で外国語を、しかもスペイン語、中国語などでもなく英語を学ばないといけないのはこのような背景が裏にあるからで、正直迷惑ですよね。

別に学ぼうと思っているわけでもないのに、なぜ英語を学ばないといけないの!?と思う子供も中にはいるのではないでしょうか。僕は思いますね。

しかし我々は英語が世界で使われている、カッコイイ言語だと思っているから当たり前のようにそれを受け止めてしまっています。まあ僕もしょうがないのでやってるわけですが。英語がなかったらもっと楽だったろうに...

英語(カタカナ語)を多用する日本人

英語がカッコイイと思われているので、英語が使えるようになりたいと多くの人が思うのは当然です。そしてその中で英語をカタカナ語として使い、日常で多用したり、書籍の文章中に多くの英語由来のカタカナ語を多用してくる輩がいます。

そういう輩に対して僕は思うんですね、「あー、はいはい、英語使いたいのは分かったから、分かりやすく言ってくれ、うっとうしいわ」と。

日本って昔から外来文化を取り入れて自分の文化と融合させて発展してきましたが、英語と日本語を融合させるのは、いくらなんでもさすがに無理があるように思えます。

異なる文化で発展してきた言語を融合させるのは至難の業だと思いますし、現に日本で多くの人がそのような輩が発するうっとうしいカタカナ語に困り果てていると思います。大概の人は意味が分からないと思います。

僕は英語の勉強を結構やっているので問題はなく、何を言っているかは分かるものの、なぜか怒りが少しこみ上げてきます。なんつったって、日本語で言った方が簡潔に伝わるのにどうしてわかりにくく言おうとしているかがよく分からないからですね。

自分をカッコよく見せたいのは分からなくもないですが、正直うっとうしいです。もうちょっと日本語の勉強をして出直してこいと思います。

終わりに

第二次世界大戦で日本が勝っていれば、もしかしたら日本語が世界共通言語になっていたかもしれません。そうだったら僕たちは日本語だけでどの国でも旅することができるようになっているはずです。まあ、そんなことは現実起きなかったので少し残念ですが...

何がともあれ、英語ってなぜカッコいいの?と考えるように日常で当たり前だと思っているものをもう一度考え直してみると、新たな発見が生まれるんじゃないんでしょうか。

既存の概念を打ち破ることで、新しいパラダイムの構築ができますね!(はっ、カタカナ語を使ってしまった!ちなみにパラダイムは概念的思考の枠組みのことを指します)

 

おわり

  • この記事を書いた人

H.R.

京都大学に通っている現役の大学生です. 学生・英語学習者に有益な情報をアップしていきます. 経済学部で留学希望.(留学先は決定済み) 帰国子女や留学経験者に賞賛されるほどの英語力持ってます.

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