こんにちは、H.R.です
今回は大学でのオールイングリッシュの授業の是非について紹介しようかなと思います
オールイングリッシュの授業とは
オールイングリッシュの授業とはその名の通り、英語ネイティブの講師が英語のみで授業を行う形態の授業のことを指します。
授業で扱う内容は大学によって様々で、専門科目の内容を英語で取り扱ったり、一般教養で歴史、科学などを扱ったりします。
他の日本語で行われる授業同様に単位をもらうことができますが、試験形式がテスト一発ではなく、レポート試験(英語で書く)であることが多いです。(っていうかレポートしかないです)
授業では積極的な参加が求められ、意見を自分から進んで述べていくと成績が良くなります。授業への積極的な参加という観点が成績に含まれています。
英語に自信がある人にはもってこいな科目ですし、英語が出来ない人にとっても自分の英語を伸ばす良い機会となるので、どんな人にとっても良い経験となるような授業のはずです。
ただ単に単位を取りたいだけなのであれば、きちんと出席さえしていればなんとかなるでしょう。
しかも留学生が参加していることもあるので、留学生と知り合いになれるチャンスでもあります。
京大生にはE1,E2,E3科目という科目があって、そこでオールイングリッシュの授業を受講することが出来ます。特にE2クラスは自分の意見を発信することが求められるので、英語力を伸ばすには良い機会です。また、グループワークをすることが良くあるので、一緒に授業を受講している留学生と話し合うことが出来ます。
京都大学のE1科目は主に英語を読むことに重点を置き、E3科目はプレゼン、発表に重きを置いています。E2はその真ん中に位置づけられます。
オールイングリッシュ授業の良いところ
英語が出来る人目線・・・
- 英語力が伸ばせる
- 他の日本語で行われる授業にはない内容の授業を受講でき、面白い
- 単位取得が楽
英語が出来ない人目線・・・
- とりあえず最後のレポートや、途中の小課題をこなせば単位はなんとか取れる
- 出席してレポートを出せば単位取得が可能な楽単が存在する(自分の意見を述べなくていい)
オールイングリッシュ授業の悪いところ
- 宿題が多いクラスは多い
- 意見を述べないといけない授業で自分の意見がない場合、困る
- 英語のレポートがだるい
*これは京都大学に限った話なので、他大学の方は参考程度にどうぞ
オールイングリッシュの授業では毎週といってもいい頻度で宿題が出ます。おそらく海外の大学ではこれが当たり前なので、同じように日本の大学でも取り入れようとしているのだと思います。
しかしこの宿題はやろうと思うと時間がかかる代物です。本10ページ読めとか、8ページ分読めとか前に受講したときありましたね...
またグループワークの際に、あなたはどう思う?って聞かれて、正直何も考えてなかったので、返答に困りました。とりあえず適当に答えたような記憶があります。
このような事態に遭遇した場合は他人の意見に賛同しておき、適当な理由をつけて自分もそう思うと言うのが一番楽な切り抜け方です。
最後に、最終課題として出されるレポート課題ですが、これが一番厄介です。このレポートが平均2000字以上書かせてきます。テスト期間中に締め切りがあるともうそれは地獄です。しかし、幸運なことに先生達はそのような事態を見越して、早めにレポートに取り組むべきだぞと初回ぐらいの授業で念押しし、授業回数も残り半分というところで最終レポート課題を出してくるので、とてもやりやすくなります。真面目に授業に取り組めば全くしんどくありません。
留学に行かなくてもオールイングリッシュの授業で十分!?
オールイングリッシュの授業である程度英語に慣れることはできると思いますが、所詮ある程度です。授業の中でしか英語を扱いませんし、授業が終わればそこからは全て日本語を使って生活していくので、英語を自由自在に使えるようになるまでの英語力は付きません。僕はつきませんでした。
オールイングリッシュの授業を履修して得られる英語力は微々たるものです。留学して得られる物とは全くレベルが異なると思います。
微々たるものといっても、努力次第で凡人よりかは英語が出来るようになるはずです。
やはり、英語がペラペラになりたいと思うのであれば、留学がおすすめです。英語だけの環境に身を置くことが出来るので、日本語を使う機会が一切無く、英語は絶対に伸びていきます。
英語をどれだけ出来るようになりたいかによって学内留学か海外留学を選べばいいと思います。
まとめ
英語を駆使してマウントがとれるようになりたい、英語を日本語のように話せるようなるレベルまで持って行きたいのであれば、海外留学が断然おすすめです。
学内留学では限りがあります。
そのため、ぼくは海外留学を決めました。
おわり