留学

大学の交換留学制度ってなに?

2020年12月26日

こんにちは、H.R.です

今回は大学で留学する際に便利な制度、交換留学制度について解説していこうと思います。僕は京都大学に通っているので、京都大学中心の話になりますが、大抵多くの大学に当てはまるものなので是非見ていって下さい。

こんな方におすすめ

  • 大学生の間に留学してみたいけど、留学ってまずどうすればいいのか分からない
  • できるだけお金はかけずに留学してみたい

目次

  • 交換留学とは
  • 交換留学にかかる費用
  • 一年でかかる費用の合計
  • 交換留学に必要なもの

 

一年アメリカ交換留学にかかる費用をかなり詳細にまとめたページはこちらから

交換留学とは

交換留学とは、海外の大学に留学している間も日本の大学にのみ学費を払うだけで良いというシステムです。例えばイギリスの大学に一年間留学するとしましょう。本来ならばイギリスの大学と日本の大学両方に学費を払わなければなりませんが、交換留学制度を使って留学すると日本の大学に学費を納め、イギリスの大学には学費を払わなくてよくなります。つまり、交換留学制度は留学のコストを抑えるためにあるような制度なのです。

実際に海外の大学(イギリス、アメリカ、オーストラリアなどの英語圏)に私費留学(自分で全額学費などの費用を捻出する留学のこと)一年間の留学で学費だけで300万円ほどかかります。一年間で300万です。日本では国立大学なら一年間で60万円ほど、私立大学なら一年間で100万円ほどかかりますが、日本の大学と海外を比べると、いかに日本の大学が格安かが分かります。もちろんお金持ちの人達は私費留学で海外留学に行けばいいと思いますが、僕のようなパンピーには不可能です。

そのため、交換留学という制度を使って自分の夢、目標を実現させに行くわけです。僕は交換留学制度を利用したおかげで本来かかるべき年間300万円ほどの学費を浮かせることが出来ました。

交換留学にかかる費用

上で交換留学では留学先の大学に学費を払わなくてよいと述べましたが、留学はそれ以外にもお金がかかります。以下では最もお金がかかる順に費用を紹介していきます。

住居費

住む場所には最もお金がかかります。大学にもよりますが、住みかたは主にon campus(キャンパス内の寮に住む)のとoff campus(キャンパス外の大学の住居に住む)の二通りに分かれます。キャンパス内の寮に住むと、大学への通学時間が短くて済む、寮の人と友達になれるかもしれないというメリットもありますが、キャンパス外に住む場合と比べて少し割高になります。キャンパスの外に住むと少し安く済む代わりに通学の時間が長くなることがデメリットとしてあげられます。

キャンパス内に住むと、およそ半年で85万ほど(食事込み)です。(これは僕の留学先の私立大学に限った話で、他の州立・市立大学に行くとなるともう少し安くなります。おそらく60~70万円ほどになると思います。)

アパートにかかった費用は家賃(光熱費・水道代・ガス代全て込み)、食費全てを合計して半年で48万円だったので、費用を抑えたい人はアパートに住んだ方が良いです。

食事代・教科書代

食事を大学の学食でする場合、お金がかかります。僕が行く予定のアメリカ私立大学は謎に食堂を利用しての食事がすごいかかります。(一食$15ほどかかります。$1=120円とすると一食1800円であり、実際食べてみて費用と品質があっていないことに気づきました。)そのため、僕は自炊をおすすめします。もちろん僕は留学の費用をできるだけ低く抑えたいので近くの歩いて20~30分ほどスーパーマーケットに毎週通うつもりです。しかし、ありがたいことにアメリカ到着1週間後にアパートから歩いて6,7分のところにTrader Joe'sというスーパーマーケット(健康志向の食品が比較的多い)が新しく開店したので結局そこによく行っていました。実際に一ヶ月の食費は3万円に行くか行かないかでした。

またアメリカの教科書代はバカ高いです。日本で初めて大学に入学して教科書を購入したとき一冊3000円もかかるのかと驚きましたが、アメリカの教科書価格を見たらもっと驚くでしょうね。半年で12万かかるそうです。(僕の行く予定の大学に限った話ですが、これはおそらくどの大学でも同じぐらい高いでしょう)留学先で教科書を買わなければなりませんでしたが、重い教科書を持ち運びたくなかった、買いたくなかったということがあり、僕はできるだけ教科書を買わなくてよい授業を選び、年間で二万円以下に教材費を抑えることができました。

教科書がとても高いので、現地学生はアマゾンや他の中古本サイトを活用して教科書費用を抑えているそうです。実際大学内の教科書購買所では安い中古本と高い新しい本が並べて売られており、どちらか好きな方を選べることができました。

海外保険

海外留学に行く際に必要となるのが海外保険ですが、これは結構かかります。日本での海外保険(一年間だと12万円ほど)に加え、現地でも保険を購入することになります。僕の場合一年で30万ほど(アメリカの大学の保険だけで)かかりました。合計で42万円ほどを保険代として費やした訳ですが、正直アメリカの大学に対しての保険料は払わなくて良かったと思います。留学中に大怪我をして、そのとき大学の病院に行きましたが、日本の保険で全額補償がきくので必要ない、役立たずな保険でした。アメリカに行く場合、必要がなければ留学先大学の保険は払わないようにしましょう。無意味であり、多額のお金を節約することができます。

一年の交換留学でかかる合計の費用は?

一年間でかかる費用はおよそ180万円です。(大学の留学担当の部署の人に聞きました。)半年だとおよそ90万円ですね。これは大学によって変動が大きく、僕が行く予定のアメリカ私立大学は200万を軽く超えてしまっています。実際アメリカ留学に行ってかかった費用は全て合計して210万円でした。(旅行費、航空券代も含んでます)

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交換留学に必要なもの

  1. 英語力(公式のTOEFL ibT、IELTSなどの英語力を証明するスコア)
  2. 良いGPA(学校の成績が優秀でないといけません)
  3. やる気と明確な目標(どちらか一方が欠けていると留学に失敗します)
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必要なGPAはどれくらい?

交換留学は自分が在籍する大学の代表として留学する訳なので、品位を下げないためにも大学側は責任を持って誰が留学に行くかを真剣に考えないといけません。そのため、選考は少し難しくなります。

交換留学についてもっと情報が欲しい人は大学の国際交流課だったり、各部局の人に尋ねに行きましょう。このサイトのオーナーは京都大学在学中で京大ならどうすればいいかわかります。京大生で交換留学に興味があるという方はこの京都大学国際交流課の留学紹介ページを活用してください。

頑張って下さい!

 

fin

 

  • この記事を書いた人

H.R.

京都大学に通っている現役の大学生です. 学生・英語学習者に有益な情報をアップしていきます. 経済学部で留学希望.(留学先は決定済み) 帰国子女や留学経験者に賞賛されるほどの英語力持ってます.

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