こんにちは、H.R.です
今回はTOEFL ibTテストにおける心得、心構えを僕の経験談を交えながらお話ししていこうと思っています。
まず、TOEFL ibTテストはかなり難しいです。
これは大学に入るまでに英語を受験英語までしかやってこなかった人に対していえることなので、英検準一級以上をもっている人たちにとってはかなり難しいというわけではありません
- 英語力ゼロから一年で英語文法全課程修了(英検二級取得済み)
- TOEIC満点よりも難しいTOEFLにおいて半年間の学習で100点を取得
TOEICでは満点とってもどの海外の大学・大学院に進学できませんが、TOEFLで100点を取れば90%の海外大学・大学院に進学できます
TOEFLってなに?
TOEFLとはアメリカの機関が主催している海外留学、進学に必要な自分の英語力を証明するためのテストです。イギリス版TOEFLでIELTSというものもありますがテスト形式が少し違います。英語がかなりできるあるYoutuberの人が言ってましたが、
TOEIC 990(満点) < 英検一級 < TOEFL 100(満点は120点)の順番で難易度が高く、僕の知る限り最もレベルの高いテストとなっています。
TOEFL ibTテストには四つのセクションがあって、Reading, Listening, Writing, Speakingがあります。順番的にはRLSWの順番でしたね、僕が実際受けに行ったときは。
リーディングは長い文章を読んで問題に答え、リスニングは五分くらいの長い音源を聞いて問題に答え、ライティングは150字の作文と、300字以上の作文を書いて問題に答え、スピーキングは自分で一分ほどマイクに向かって話して問題に答えないといけません。しかも計3時間半かけてテストが行われます。
総合点は120点で換算され、一つのセクションの満点が30点です。各セクションで20点を超えたら英語がまあまあできる人、25点を超えたらこの人は英語ができると思ってもらって大丈夫です。こんなに長かったら集中力は持ちません。(もちろん休憩はありましたが、全然緊張感はなくならなかったです)
日本人の平均スコアはおよそ70を行ったり来たりするぐらいで、それを見る限りではどのセクションにおいても20点を超えていません。(ちなみに日本のTOEFLスコアはアジア諸国内で最下位ぐらいに位置しています。つまり発展途上国に先進国日本が負けているということです)日本人はReading, Listeningでは平均的なスコアを取りますが、それ以外のSpeaking, Writingは壊滅的です。
どのように勉強するかは他のページを参照してください。ここではTOEFLに対する向き合い方などを解説します。
TOEFL ibTテスト スピーキングの勉強法!(話し相手が居ない場合)
TOEFL ibTテスト スピーキングの勉強法!(話し相手が居る場合)
TOEFLを勉強しようとする前に知りたいこと
前述したとおり、TOEFLはかなり難しいのでいい点数を取ろうと思えば時間がかかることをまず念頭に置きましょう。三ヶ月ぐらいでできると思ったら大間違いです、TOEICとは全くレベルが異なります。TOEICや英検は直前の詰め込みでなんとかなると言う人が多いと思いますが、TOEFLは「海外の大学講義レベルの英語を使いこなせるか」ということに焦点を置いているので、難しいことは明らかでしょう。直前の詰め込みでどうにかなるほど簡単なテストではありません。そんな浅知恵はテストを前にすれば一瞬で崩れ去ります。大体一年かかると思っておいてください。
そのため、留学したい、大学受験で必要なTOEFLのスコアがほしいと思っている方々は今すぐTOEFL対策を始めることが重要です。特に留学希望の学生、受験生は時間が限られているのでこの記事を読んだらすぐに行動に移しましょう。
留学希望の大学生は大学でTOEFL講座のようなものが開催されていることもあるので、しっかりと大学の留学情報のサイトを確認しておきましょう
京都大学ではTOEFL ibT講座が夏休み中に毎年開講されています。もしどのようなテストかを知りたい、対策法を知りたいと言う方は無料で受講することができるので、一回行ってみましょう。もしめんどくさいのであればこのサイトを参考にしてください。
私立大学(京都で言えば同志社大学など)ではこのような留学に必要な英語力を向上させるための講座が豊富なので、私立大学に通っている人はこのチャンスを逃さないようにしましょう!
多くの有名大学はTOEFL 80/120は取っておかないと留学にいけないので、もしTOEFLで良い点数を取ろうと思えば大学の夏休み・冬休みは遊びに行くことなくずっと勉強することになるはずです。
きちんと時間をとって計画的に事を進めましょう
また勉強をしたからと言ってすぐに伸びるわけではありません。多くのTOEFL受験者は早く成果を出そうと奮闘していますが、すぐに出来るわけないじゃないですか!すぐに出来る試験ならばもっと多くの日本人がTOEFLで良いスコアを取り、日本中でTOEFLは英検、TOEICと並ぶほど有名な試験になっているはずです。本当に難しいテストというのは受験者数が少なく、認知されていないものです。難しいためにその分時間がかかるのです。そして難しいために成果が発現してくるのが遅くなります。
しかし、成果が出てくる頃には勉強を始めた頃と比べて英語力は比較的伸びていることは間違いありません。
今回のポイント
- TOEFLは難しい
- TOEFLの勉強は時間がかかるので、今すぐ行動する
- すぐに成果を出そうとしない
およそ一年ほどを目安に勉強していきましょう!
他の記事ではどのように対策するかを載せているので是非ご覧ください