こんにちは、H.R.です
今回は京大生でかつ、交換留学を希望している学生に向けためちゃくちゃ細かい留学手順を紹介していきます!ホントに細かく書いています。
留学の準備で分からなくなったらこれを読めば一安心できます。
こんな方におすすめ
- 京大から交換留学したいけど何から手をつけたらいいか分からない
- 京大のホームページを読んだけど、具体的な手順は分からない...
- 京大の国際交流課を訪ねたけど、やっぱよく分からない
- 京大の交換留学経験者の話を聞きたい!
留学したいなあ...(留学を考えている段階)
さて、留学したいなあと漠然に考えている人はただ単に留学への憧れから留学したいなあ、海外行きたいなあ、カッコいいなあとしか考えていないでしょう。おそらく頭の中は理想の留学生活で一杯でしょう。
僕も大学に入る前は留学行きたいなあと思っていましたが、特にどの国、どの大学、何を勉強したいかなどは全く考えていませんでした。留学に行って英語か中国語、スペイン語、ドイツ語など言語は何でも良いですが、日本語以外の言語がペラペラっていうだけでカッコいいですもんね。
しかし、本当に留学に行きたい、自分の夢をかなえたいと思っているのであれば、いずれその思いを実行に移さなければ行けません。ここが一番しんどいところかもしれませんが...
親御さんにも相談してみましょう。留学に行ってもいいか、経済面、学業面で心配はないかなど親御さんと必ず相談しておきましょう。京大生であれば学業面では心配ありません。日本で最も難しい難関入試の内の一つをくぐり抜けてきたのですから。しかし、経済面においては家庭差があります。そのため必ず話し合っておきましょう。お金を払ってくれるのは親なのです。
また、留学以外に自分のやりたいことがないかを考えてみましょう。もし何か見つかってそれの優先順位が留学より低ければ留学に行くべきです。
留学の種類
京大からの留学にはいろいろな種類があります。個人で応募するものもあれば、学内を通して(学校を通じて)応募する留学もあります。夏休み、春休み中に海外の有名短期留学地に留学しに行く短期留学や、海外の大学で半年もしくは約一年ほど勉強する長期留学もあります。自分にあったモノを選びましょう。
留学の種類に関する情報は京大のホームページを見た方が分かりやすく、まとめられています。
僕は英語の会話力を自分の母国語並に高めるために一年の交換留学を選びました。また、大学に入ってから最短で長期留学しに行きたかったので、一年生の時から申し込みを始めました。
交換留学をすると決めたら
さて交換留学をすると決めたら後は動くのみです。まずはKULASISにアクセスしましょう。そしてKULASISの自分の学部のページの「お知らせ」ページに行きましょう。そうすれば、交換留学に関する情報が、時期が合えば(4,5,9,10月のうちいずれか)、KULASISに載っています。
ここで注意して欲しいのはKULASISの共通掲示板にある「留学情報」には今必要としている情報は全く載っていないということです。(下の赤線部分は役に立ちません、クリックしないように)
京都大学の交換留学は一次募集と二次募集があります。4~5月に行われるのが一次募集、9月~10月ごろに行われるのが二次募集です。一次、二次、共に枠が余っている海外大学にしか留学出来ないので、どうしてもこの大学が良いと言う人には少ししんどいかもしれません。
僕は特に元々希望する大学もなかったので最短で決められるように二次募集、つまり一年生の9~10月頃に応募しました。
交換留学を実現するには
交換留学を実現するためにはまず
0,語学スコアの取得、志望校の確定
1, 学部の教務掛に留学書類を提出
2,留学許可が下りる
3,受け入れ先大学からの許可をもらう
4,受け入れ先大学からのメールを受信し、そこに書かれてある通りに必要な書類、手続きを済ませていく
5, 留学出発!!
という順番に物事が進んでいきます。
それでは以下でそれぞれの段階で何をすればいいのかを説明していきます。
語学スコアの取得、志望校の確定
まずはどの海外大学に行きたいかを決めましょう。っていうか決めないと応募すら出来ません。また、大事な事ですが、留学に行きたいのであれば一年以上前から動き出しておかないと取り残されます。最悪、留学するチャンスを逃してしまいます。
志望校が確定すれば、その大学はどれほどの語学スコアを要求しているのか、最低ラインはいくらなのかを確かめて、すぐに英語の勉強を始めておきましょう。すぐに到達できる英語のレベルではありません。京大生でも最短で半年はかかるでしょう。僕は北米の大学に一年留学する予定だったので、TOEFLが必要でした。
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学部の教務掛に留学書類を提出
学部の教務掛にKULASISで得た情報を元に「留学したいです」という趣旨のメール、書類を送ると、留学の手続きに際し、どのような書類が必要かが書かれたメールが返信されてきます。
僕が実際に必要だった書類は、以下の通りです
- 派遣留学志望動機書
- 交換留学申請書類チェックシート
- 語学スコアの原本
- 指導教員の推薦書
- 学業成績証明書
まあこれらは当たり前ですね
語学スコアの原本に関してですが、これは学内選考時に(大学内での留学許可者選考時に)スコアの原本がないと選考に通ることは不可能です。僕はTOEFLを受けて、スコアは十分満たしていたのですが、原本がないということで、スコアが送られてくるまで結果スコア画面のスクリーンショットを代替物としていましたが、そのためもあってか、第一志望の大学に受かることが出来ませんでした。
結局第4志望である、希望大学の内、最も難しい大学に行くことになりました。
指導教員の推薦書は申込時に二回生以上で経済学部であれば、ゼミの教授に書いてもらうことになっています。申込時に経済学部一回生であれば入門演習でお世話になった先生に推薦書をお願いしましょう。僕は一回生の時に申し込んだので、入門演習でお世話になった先生に一筆取って頂きました。経済学部じゃない人は教務掛の方に聞きましょう。
学業成績証明書は京都大学構内の証明書発行機で発行できます。
学業成績は希望大学によって求められるレベルが異なりますが、大体GPA3.0は必要です。しっかり勉強しておきましょう。GPA3.0ってなかなかとれるモノではありません。僕はクラブやバイトなど、勉強に時間はそれほどかけていなかったので、ギリギリでした。当時の僕のGPAは3.01でした。一回生の内に一般教養(全学共通科目)で良い点数を取りまくっておきましょう。専門科目では思ったほど高得点はとれません。
奨学金が欲しい人はこの時点で申し込みを始めておきましょう。
留学許可が下りる
この時はメールで結果が通知されます。多くの人が何も問題無い限り、どこかしらの大学に行けるようになるでしょう。しかし、これは京都大学から許可が下りただけで、相手の大学からも許可が下りないと留学が決まったことにはなりません。
受け入れ先大学から許可が下りる
受け入れ先大学とやりとりをして、許可が下りればあなたはやっと留学に行けることが決まりました!!!
その前にやらなければならないこととして、受け入れ先大学とのやりとりがあります。
京都大学から許可が下りると、国際交流課から受け入れ先大学の情報・連絡先、何をしなければならないか、提出書類まとめなどが送られてきます。
その通りにしたがっていけば、きちんと許可が下りるでしょう。
特に問題はありません。英語が読めれば良いでしょう。
留学出発!!
受け入れ先大学から留学許可が下りたあと、ここからがもっとも忙しい時期となります。色々しないといけないことが多いです。
あとは目一杯留学を楽しみましょう!!
僕は出来るだけ人と話すことを目標にしています。母国語並みの英語力獲得が目標なので。(この記事を書いている今は留学出発前です)
おわり